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04 増田良吉家住宅 千曲市稲荷山重要伝統的建造物

北国西街道の鍵の手に位置する主屋と土蔵である。主屋は切妻平入の3階建、明治11年(1878)ごろの建物である。かつて1階部分で日常品が売られていた。

みどころ(私感)
保存地区の中心に位置する。善光寺方面(北)から訪れると鍵の手の角を曲がると正面に見える。平入りの堂々とした土葺きの古い瓦屋根と土壁、そして1階下屋の木製ガラス戸の外観がどこか懐かしい。上田方面(南)から訪れると、1階下屋妻面の木製ガラス窓が親しみやすさを醸し出しており、気軽に立ち寄りたくなってしまう。低く抑えた階高と強めの屋根勾配で構成された造形がが素晴らしい。

参考文献:稲荷山 伝統的建造物保存対策調査報告書 千曲市文化財センター 

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