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第2回 「地域材を考える」 JIA

―長野県産木材を川上から川下まで連続講話で学ぶ―と題して勉強会を行いました。
 「地質と気候を手がかりに、長野県の森林特性と林業の歴史を考える」
   講師;(株)山川草木   香山 由人 氏 
 「カラマツ、アカマツの乾燥特性及び強度特性など」
   講師;長野県林業総合センター  吉田 孝久 氏
 「ヒートウッド(商品名:ウォレスティモカ)の可能性」
   紹介者;(株)テオリアランバーテック  丸山 淳治 氏
  フリーディスカッション

自然条件からくる樹種の特性についてとても分かりやすく説明頂きました。唐松については自然の中で無かった地域へ、人の手によって拡大されていった歴史があるとのことでした。そして現在、唐松の植林がされていないことを知り驚きでした。植林をしていないということは、何十年後に使える唐松が無くなることになります。乾燥などの技術の伝承も合わせて途切れることになります。

今までは使うことが山の循環を生むと思い県産材を使い続けていましたが、これからは将来へ繋げる繋がる山の循環を意識していかなければならないと思いました。

また、伐期を迎えた大径木の唐松材は強度も優れ、ねじれが出にくくなっており、さらなる利用が期待できると感じました。

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